気になっていた「タジ・マハール」を見たくてインド再訪となりました。
本場のインドカリーも楽しみの一つです。
アグラ城よりタジ・マハールを望めば |
ラクダもインドでは楽じゃありません |
インドは世界遺産の宝庫なり、と元気いっぱいに出かけたのですが、なんせ
ガイドのアショカさんは涼しい顔でスーパーマンのようにしゃべり続け、歩き続け
アショカさんは日本語ペラペラだし、サービス精神旺盛な
一夜、街中へ出掛け、瀟洒なレストランで夕食を摂ることになりました。
次の日移動中のバスの中で、アショカさんがインドのカーストについて話し始め
私は、夕べの踊り子のことを思い出し、それとなく聞いてみると、彼女達は
7月、暑いのなっのって日本の比ではありません。涼しいバスから降りて、数分も
歩けば、頭はぼうっとなり、身体はだるくてだるくて、、。
やっばり日本とは違いすぎるわ。
私たちをあっちこっちへと引き回します。
お陰で、同行した人達数人がバテてしまい、ホテルの自室にこもったまま、
一番の楽しみである筈の夕食にもででこない、ということもありました。
ガイドです。走行中の私たちのバスを急に停車させ、
外に飛び出して近くの<露店で何やら買って私達にくれたり、
カリーをインド人のように手で食べるには、と講義してくれ
たりと、とっても親切で面白い人でした。
ちなみに、カリーの上手な食べ方ですが、右手でカリーと
ご飯をよく混ぜる。
こうすると粘りがでて、ぱらぱらとこぼれなくなる。
次に、よく混ざったものをかるく握り、人差し指と中指・薬指で
すくい上げ、口に入れ、親指をかるく曲げポンと口の中にはじき入れるそうです。
小粋なレストランの中庭にテーブルを置き、本場の美味しいカリー
を頂いていると、暗闇から音楽が湧き上がり、伝統衣装をまとった美しい踊り子
が現れて、私たちのすぐ傍で情熱的に踊ってくれました。
若くて、可愛くて、喩えようもなく魅力的な少女でした。
ました。今や公式にはカースト制は存在しないことになっているが、実は厳然として
存在していると言うことでした。 最下層の人達は、汚物処理やその他の不浄と
される仕事にしか従事することができないそうです。
最下層に近い世界に住み、決してそこから抜け出すことは出来ないとのことでした。
どんなに綺麗で可愛く生まれついても過酷な運命から解き放たれる日は
永遠に来ないのです。