珈琲紀行 21 イタリア (2007年1月) www.cafeterasse.com

3度目のイタリアで、やっとヴェネツィア・フィレンツェ・ピサ等を訪れることが
できました。特にヴェネツィアは地球温暖化で沈没間近らしく・・・とても心配。


冬のヨーロッパは日本に比べてとても寒く、震え上がった経験があるので厚い
セーターを何枚も持って行ったら、なんと異常気象で春の陽気。暑くて邪魔でした。


カフェ・フローリアンのカプチーノ
 
ここを登る。天にも昇る心地ぞするか

今回は成田からミラノまでダイレクトのフライト。僅か12時間だったので樂でした。
霧に霞むヴェネツィアは、サンマルコ広場。世界で一番美しい広場だとか。
その広場を囲む回廊の一角に、ヨーロッパで最も古いと言われる「カフェ・フロー
リアン」があります。1720年の開業だそうで、あのカサノバも贔屓にしていた
らしい。観光客のせいで、けっこう値段もハルと聞いていましたが、ずい-と入って
カプチーノを頼みました。 見た目もよく、クセのない仕上がりで 7.8ユーロ
=1290円もしましたが、話題性はあります。 (www.caffeflorian.com)

ガリレオの実験で有名なピサの斜塔は、遠望すると期待はずれでしょぼくれた感
じでしたが、近くで見ると十分に存在感のある、美しい歴史そのものでした。
見上げると、斜塔の上に人がいます。シーズン中でしたら何日も前に予約しないと
上には登れないそうですが、今なら15ユーロで直ぐ予約が取れるとのことでした。
申し込んで、時間がくると近くのロッカーに荷物を預けるようになっています。

斜塔を登るには、内部にある石の螺旋階段を一歩々々回りながら上がって行く
訳ですが、斜塔の傾斜が5度あります。 僅かのように思われますがその中に
入ると、これが意外にキツイ。と何が起きるのか、、。建物が傾斜しているのに
三半規管は自分が斜めになっている、と錯覚して修正しょうとするんです。
登ろうとすると、体が横に倒れそうになり、泥酔状態の酔っ払いそのものでした。
スムーズに休憩なしに上まで(約55m)登った人の話では、3分半かかるそうです。
一番上は屋根がなく、元もとすぐ傍の教会の鐘楼ですから大きな鐘がありました。
この塔は建設を始めて直ぐに傾き始めたのですが、何とか食い止めようと
バナナ型に反らせる工夫がされているんですって、、。

映画にもなった
「マディソン郡の橋」のヒロインである
イタリア女性の故郷・アシーシを訪れる
ことができました。
"カメラマンの主人公がイタリア取材旅行中
に車窓から見えたアシーシに魅せられて、
急に途中下車して訪れる、、。"
という物語でした。
このお話の通り、この町は山の中腹にあって
白く、きらきらと光るように見えました。
ローマ帝国時代からある古い町で、人口2万人程のしっとりと歴史の香る町です。
上の写真は、世界遺産にもなっているサン・フランチェスコ聖堂ですが
地下室では今も聖人が眠り、とても厳かな雰囲気に包まれました。
近くの坂道にある小さなお店では、聖フランチェスコが好んだという "τ"十字架
(タゥ十字架)を売っておりました。とても可愛く、印象的なものです。