珈琲紀行 15 南部アフリカ (2004年9月)

ヴィクトリアの滝・・・・・・・・・・ジンバブェ
Victoria Falls Zimbabwe



成田から全日空で香港まで約4時間、さらに南ア航空に乗り換えヨハネスバーグ経由でケープタウンまで19時間あまり。あっと言う間に到着してしまい、ちょっと拍子抜けの感じ。3年前に行ったケニアまでは、もっと近いのに26時間もかかり、うんざりしたものでした。 ヨハネスバーグからヴィクトリアフォールズ空港までは2時間弱の軽い飛行。機内食も軽くサンドイッチとダイエット・コークだけ。

子供ころ読んだ探検記に出てきた憧れのヴィクトリアの滝はさすがに大きく、幅1.7キロにも及ぶ豪華さ。更にその凄さは、滝からゆらゆらと巻き上がる水煙が5キロも離れたホテル(Victoria Falls Safari Lodge)からはっきり見えるほどだ。ふと眼に留まったこの光景が、今回いちばんの感動を与えてくれた。

珍しいアフリカの楽器をジンバブェのおみやげ市場でみつけた。懐かしの名画「アフリカの女王」の中でも小粋な小道具として出演?していたものだ。「ムビラ・MBIRA」というらしい。先方の言い値US5ドルとかを頑張って2ドルにしてもらった。素朴だが、けっこう良い音がする。名手の演奏を聴いてみたい。後日談・そのCDを手に入れる機会があり、じっくりと聴いて見ると、柔らかな雨だれを想わせる音色が時にはウキウキと、時には哀愁を帯びてしっとりと響き、またもや旅心をかき立てられてしまった。

南アフリカ共和国のケープ・ポイントから葉書を出すと特別なスタンプを押してくれる、と聞いていたので、事前に葉書と切手を用意して自分宛に投函してみた。本人より大分遅れて日本に到着したのが写真のようなものです。記念にお友達に送れば、きっと喜んでもらえることでしょう。

インドへの航路を探していたポルトガル王ジョアンニ2世によって「嵐の岬」から改名され、「喜望峰」となったこの岬が「一番の出っ張り」だとずっと思って来た。ところが行って見ると、すぐ傍に「ケープポイント」呼ばれる先端があってかなり混乱したり、拍子抜けしたり、、。

しかも、衝撃はこれだけではなかった。アフリカ最南端だと思い込んでいた「喜望峰」がそうではなかったのだ。
本当の最南端は、ここから南東に160キロ行ったところにある「アガラス岬」だった。語源はポルトガル語の「針」らしいが、その名のようにギザギザの岩がある岬だという。

実際にその場所に行ってみると、それまでの自分が全く思い込みの激しい、無知そのものであったと知ることが多い。今回の旅もそれを悟らせ、また新たな知識の断片を与えてくれることとなった。