珈琲紀行 1-1

北極圏の町・トロムセ(ノルウエー)3


トロムセのメーン・ストリートにはトゥーリスト・インフォメーションがあり、450円ほどで「北極圏到達証明書」を発行してくれます。(北極圏とは、北緯66度33分以北を指すとのことです)

そのすぐ傍の角を曲がると、昔ながらの煉瓦造りの粋な佇まいを持つ人気カフェ、「KAFFE LARS」が あります。もう日本では殆ど見れなくなった煉瓦造りの建物の、その歴史の深さに憧れを感じつつ、
グリーンのドアを開けると、北欧の厳しい気候とコーヒーとの調和を見事にコントロールしている、
元気で愛想の良い女性バーテンダーに出逢えます。

先ず一杯、ホットを注文して見ました。 うーム、、、。そう、意外にも、日本のコーヒーに似てるのだが、。
流石にコーヒー先輩国ですから日本のコーヒーより焙煎は深い
のですが、酸味が強いのだ。日本では、とても受け入れられない程の
強い酸味のコーヒーがここでは好まれるのかぁ、、。 想像していた
北欧のコーヒーとは大きく違い、かなりのショックを受けてしまいました。
二杯目は、この彼女に「お任せでお願い、、」と言ったら、「OK」 と言って、
でっかいアイスクリームを浮かべたホットコーヒーを作ってくれました。
これは、もう バリュエーションですから深くは考えず、ケーキを食べているようで美味しかった。
しかしこのコーヒーの名前を訊くのを忘れたのが思えば残念ですが、多分"アフォガト"の一種でしょう。