エジプトで感激したものは、カイロのマリオット・ホテルの真下に広がるナイル河畔の豪華な夜景。それとアスワンのホテルの背後に広がる、まさに夢に描いたオアシスのように美しい植物園(写真下)だった。付近には沢山のファルーカ(帆船)や大型のホテル・クルーザーが行き来し、たとえ時代は変わっても この河あってこそのエジプト文明や経済のようだ。
世界最長の大河ナイルは、ケニアの西隣の国・ウガンダにあるルウェンゾリ山の氷河に発源して、6690キロをゆったりと流れ下り地中海に注ぐ。エジプトを縦断するナイルの両岸には樹木が生い茂り、花が咲き、(たぶん)エデンの園のように この世のものとは思えない程の美を見せてくれる。
ツタンカーメン王(TUT ANKH AMON)の黄金のマスクも息を呑む造形美
だったが、ここにある自然の美は神の創造であるかのようにさえ思えて
しまい、暫し声もなし、、。