アバーデァのすぐ西に、フラミンゴで有名なナクル湖国立公園があります。フラミンゴは移動性で、あちこちの湖を飛び渡り、その餌になる藻の成分の影響で羽毛がピンク色になるそうです。一羽つづをアップで見ると、それほど美しい鳥はと思えませんが、湖面を覆うピンクの帯は感動的で一見の価値があります。
なんと、ラッキーなことにこの国立公園でも珍しい豹に出会うことができました。この写真に写っている豹は、どんどんと近ずいて来て、あろうことか、乗ってるサファリカーの前を横切るという、信じられない遭遇でした。もっと素晴らしいシャターチャンスがあったのですが、慌ててしまい、外のショットは木と草しか写っていませんでした。正に貴重な一枚となりました、フーっ。
犀やライオン、バッファロー、キリン、象などもかなり頻繁に見ることができましたが、一度もお目にかかれなかったのは、チータでした。少ないのですねぇ、繊細な動物ですから。
ヌーの大群やシマウマの群れ、ライオンのプライド、象のファミリーなどはテレビの影響で定着した知識のつもりでしたが、意外なことに一匹で寂しそうに佇んでいる個体も多く、実際に見てみることの大切さを感じました。