珈琲紀行 1-1

北極圏の町・トロムセ(ノルウエー)2


Tarasの店先には、クリスマス用のキャンドル、カップ、紅茶など等、特売アイテムが足の踏み場も無いほど豊富に展示され、客足を店内へと誘っています。
店内は鰻の寝床形の長方形で、左の壁面と天井部分にはコーヒー関連品、室内装飾用の小物などで溢れ、右側にはカウンターがあり、壁面にはコーヒーグラインダーが数台と豆や紅茶が銘柄カードをつけて整然とディスプレーされています。

販売を担当しているのは3人の女性で、つぎから次ぎえと絶えない来客の応対にとても忙しそうな様子でした。
これなら一日に数10キロのコーヒー販売量があっても不思議じゃないと思われました。

それでも、私の質問とコーヒーの注文に応じてくれた妖精的雰囲気を持つ若い女性は「モカ・ジャバ」を奨めてくれたり、「ここは、世界最北のコーヒー豆店です、、」と少し得意そうに 話相手になってくれたりしました。

ここトロムセは、ちょっとしたモノなら何もかもが「世界最北の〜」になってしまう場所なのですね。

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