珈琲紀行 7 トルコ (2002年1月)

カッパドキア
奇跡の奇岩群・・・ラクダ岩・キノコ岩とタケノコ岩の住居
Cappadocia/Turkey




トルコでも冬には雪が降ります。
特に内陸部で、海抜千三百トルの高地にあるカッパドキア地方では、なんと
零下数十度の寒さになることもあるそうです。
車のエンジンが凍りつき、始動に手間取ることも珍しくないそうですから
私達の持っているトルコのイメッジからはかけ離れているようです。
因みに、
「カッパドキア」とはペルシャ語で「美しい馬のいる地方」の意だそうです。

奇岩の内部をくり抜いた住居には、現在でも人が住んでいます。部屋は綺麗に内装され、トルコ絨毯が敷かれた寝室には石炭ストーヴか赤々と燃え、とても暖かく快適です。キッチンを覗いて見ると、きちんと整頓されていて主婦の誇りが伝わってきます。トイレは外部に設けられています。暖かいチャイ(トルコティー)を手に、アルミ・サッシュ窓から外の雪景色をのんびりと見ていると、もう、寒い屋外に出る気にはなりません。(場所=ウチュヒサル)

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